すべての病気を見つけることはできませんが、病気によっては早期発見により食事や生活環境の見直しで進行を遅らせたり、改善させることができます。
その他、体腔内の癌などでは手術不適応になる前に発見できて治療に結びつくケースもあります。
基本的に6才以上のペットを対象とします。
検査内容
身体検査、血液検査、尿検査、胸部・腹部レントゲン検査、腹部エコー検査
注意事項
・健康診断は予約制です。
・午前11時までに来院して頂き、午後5時以降のお迎えになります。
・検査当日は朝から(可能なら前日の夜9時以降)絶食です。お水は飲ませて頂いてかまいません。
・尿は採れれば当日ご持参ください。
・必要に応じて毛刈りをさせていただく場合があります。
・保定できない場合、鎮静・軽い麻酔(料金別途)をかけさせていただきます。
・ウイルス性人獣共通感染症
・生後91日目以降から年1回の接種義務(狂犬病予防法)
・初年度は各自治体(安城市、岡崎市、西尾市など)に登録
※あまり知られていませんが、この病気によって亡くなられる方は世界で毎年5万人以上と推定されています。
・蚊で伝播する寄生虫症。病気→心臓寄生による心不全・循環不全、呼吸器疾患
・予防薬→蚊の発生時期(毎年5月〜12月)の8ヶ月間または通年
※予防薬の効果を確認するために定期的に血液検査でフィラリア抗原をチェックします。
※当院では飼育環境に応じて毎年〜2、3年ごとの検査後に処方致します。(一般的に毎年の検査が推奨されています)
…人への感染も気をつけよう!
・ノミ:ノミアレルギー性皮膚炎、サナダムシや病原体(猫ひっかき病)を伝播
・ダニ:犬バベシア症、重症熱性血小板減少症症候群ウイルスの媒介→薬による予防期間はフィラリア症と同じ
・腸内寄生虫:定期駆除→年4回推奨
※ドックランやカフェに入る際には混合ワクチンのみでなくノミ・ダニ予防が必要なところもあるようです。
寄生虫予防のための健康習慣「定期駆虫」とは?
・女の子 初回生理の前後に避妊
→乳癌の発生率の著しい減少
→高齢時に発生しやすい卵巣・子宮関連の病気を防止
・男の子 〜1歳
→男性ホルモンに関わる権勢行動、マーキングの減少
→前立腺肥大・感染、肛門周辺の腫瘍やヘルニアの予防